リメイクオーダー過去の作品例
2016/07/20
黒留袖と黒紋付きを、それぞれ一段タックワンピースとノースブジャンパースカートにリフォームされました。
留袖をワンピースにリメイクする場合、一番重要な事は「裾の絵柄を最大限に活かす」ことだと思います。
この例では当初、タックを二段付けるデザインでのご依頼でしたが、それでは絵柄を切ってしまう事になりますので、急遽タックを一段に変更いたしました。
着物リメイクでは元の着物の柄を最優先し、その柄が綺麗に当てはまるデザインで仕立てるこ...
2016/07/20
着物リメイクでは定番の日傘・日傘袋を、お手持ちの羽織でご依頼頂きました。
着物や羽織にはいろんな柄があります。
通常、日傘は三角形に切った8枚の生地を円形に繋ぎ合わせて仕立てます。
当然、そのつなぎ合わせた生地の柄が、繋がっているほうが綺麗な仕上がりになるのですが、日傘の場合、そう簡単ではありません。
三角形の生地ということは、生地を斜めに切っているという事でもあります。
斜めに切った部分をつなぐのですから、物理的には柄...
2016/07/14
赤と黒の2本の帯を、リュックでもショルダーでも使える2wayバッグにリメイクさせて頂きました。
本体は黒帯、ふたのみに赤帯を使用することで派手過ぎず、まとまりのある落ち着いた仕上がりに。
中にはファスナーポケットと携帯ポケットを付けていますので、煩雑になりがちなバッグの中を整理して気持ちよく使えます。
リュックの長さは調節可能。
別の着物で、日傘もお仕立てしました。
2016/07/12
珍しい黒の訪問着を、ワンピース&トートバッグ&日傘の三点コーディネートにリメイクされました。トートバッグの中に入れて使用するエコバッグ・巾着・ポーチ等もコーディネートして制作をしました。
残布でワンマイルウェアもご注文くださいました。
ご自身の身の回りで使用するものにリフォームする場合には、このようにコーディネートして制作するのが良いと思います。
一枚の着物からでも、洋服・バッグ日傘など何点もコーディネートして制作することが...
2016/07/12
大島紬を普段使用のワンマイルウェアに、帯をトートバッグにリメイクさせて頂きました。
大島紬着物の位置付けとしては「高級遊び着」、いわゆる高級カジュアルウェアです。
でも着ないのであれば、箪笥の肥しのままいずれ朽ち果てます。高級品なのに勿体無いですよね。
ワンマイルウェアとは、「部屋着あるいは近所への出歩き着」といった位置付けのお手軽ウェアのことです。
着ない着物をリフォムして活用するのが「着物リメイク」なのですから、ワンマ...
2016/07/11
訪問着をパーティードレスとトートバッグのお揃いにリメイクさせて頂きました。
オーソドックスなAラインのドレスにウエストリボンを付けたデザインです。
バッグもコーディネート出来るよう、共布で制作しています。
余談ですが…
このようなパーティー出席用のドレスをご依頼される方に多いのですが、
パーティー当日の2~3か月前にリメイクを思いついて、リメイク店を探されている方が多いようです。
通常、ドレス等の洋服へのリメイクでは当...
2016/06/04
結婚式用のウェルカムテディベアを制作させて頂きました。
今回、テディベア本体の生地は、「クマさん」らしくする為に着物ではなく市販の生地を使いました。
ウエディングドレスとタキシードは、お客様の長襦袢の生地を使用しています。
こうしたウエディングベアは式場でも販売されていますが、大量生産の市販品の割には値段が高いと感じていますし、何より、やはり「手づくり」のものとは趣も違います。
一生の想い出ですので「世界に一つだけ」のウエ...
2016/06/04
二枚の着物で、それぞれ【トートーバック・日傘・数珠入れ×2・巾着大小セット】【トートーバック大・数珠入れ・巾着大小セット】をご依頼頂きました。
表地と裏地をすべてコーディネートして作りました。
とても統一感があり、その日のお洋服により使い分けて頂けると思います。
特に、日傘はとても綺麗ですね。
日傘の裏地に柄付きの着物生地を選んだのですが、とても表地に合っていてオシャレです。
同じ色合いのトートーバックと一緒に持つと、周...
2016/06/04
変わった形のマチを付けたトートーバックです。
この形のマチを付けたのには理由があります。
下の写真を見て頂きたいのですが…
これ実は、「バッグを正面から見た時にマチが見えない」、ようにデザインしているのです。
マチ付きトートバッグの場合、生地をそのまま縦の長方形に取ると、バッグを正面から見た際に、上にいくほどマチが見えます。
トートーバックは構造上、上にいくほど広がっていますのでそうなるわけです。
共布のマチを付ける場...
2016/06/04
黒紋付きでジャンパースカートをお仕立てしました。
フロントに「家紋」がくるように生地取りして制作をしています。
このジャンパースカートのご納品時に、お客様から「残布でチュニックとパンツを作れますか?」というご質問を頂きました。
答えは、「YES」です。
着物リメイクの工程では、「生地取り」が一番大切な作業になります。
生地の取り方次第で、【作品の良し悪し】や【出来る作品の数】が決まってしまいます。
工夫次第で、黒紋付き...