2016/09/10

着物を解いてみると、思ったより、たくさんの生地があるという事がわかると思います。

それはそうでしょう。

上前・下前・広い袖。
洋服とは比べものにならないほど、多く生地を使っています。

仮に、着物を洋服1着リメイクしても、かなりの生地が余ります。

もちろん、お客様側の予算や、お考え次第なのですが、
せっかく着物をリメイクしようとお考えになられたのですから、予算が許せばコーディネートした商品もお作りになることをお薦めします。

なぜ、着物をリメイクするのでしょう?

　　「タンスの肥しのままの着物を活かしたい。」

すべてのお客様の共通した意見です。

　　「他の女性から注目を浴びたい。」

着物をリメイクする女性の本音だと思います。

着物をリメイクする女性は、これからは徐々に増えていくと思います。
友は友を呼びますので、身近な女性から広まっていくことが考えられます。

その時に…どうでしょう。

　　「身近な女性を一歩リードしていたい」

これが世の女性の本質と思うのは、私だけでしょうか?

まぁ、「人より素敵でいたい」と思うのは、男女共通の願望ですよね。

「この際」…
という言い方は、乱暴かも知れませんが、

コーディネート出来るのが、着物リメイク最大の利点ですので、ご予算が許せば、お考えいただけましたら私達着物リメイク店、及び業界にとって有り難いことであり、励みにもなります。

さて、当店のように小物～ドレスまでいろんなモノをリメイクするお店はあまり多くないと承知をしています。

なぜ当店がいろんなモノを手掛けるのか…

これは、コーディネートリメイクと大いに関係がございます。

　　ファッション関係…洋服・日傘・バッグ・小物
　　インテリア関係…クッション・敷物・花・暖簾・額絵

など、そのシーンを着物リメイク(着物リフォーム)でコーディネートしたい方は多くいらっしゃいます。

ところが、「洋服リメイクはしているが、バッグは作っていない」など、そのジャンルに特化しているお店が多いのです。

依頼する側からすれば一つのお店ですべてを仕立てられるほうが便利です。

依頼される側も、柄取りなど全体を考える必要がありますので、コーディネート品のすべてを任せていただいたほうが良い作品が出来るのです。

こうした理由から、当店ではどんなコーディネートにもご対応出来る準備ができております。

5つの写真は、一枚の着物からどれだけの品数が出来るのか、
ファッション、あるいはインテリア系などへのリメイクの目安になると思います。

参考になさってください。