着物リメイクオーダー専門店いにしえ

フリーダイアルでのお問い合わせ メールでのお問い合わせ

着物から生まれた新たなリメイク

あなたの着物や帯を丁寧に検証、美しくリメイク→ブログ作品例参照!

本日、東京のお客様にご納品させていただいた留袖ドレスです。

2014/11/05

「留袖ドレス」という言葉は、そろそろ世の中に認知されつつありますよね。
私達にとっては嬉しい限りです。

着物の中で留袖は、着物リメイクする上で一番に頭に浮かぶアイテムだと思います。
何故かというと、一定の年齢を過ぎるともう着ることは絶対にない着物だからです。

身内の結婚式で着る着物ですが、最近はほとんど式場でのレンタルです。
また、相手方が留袖を着ない場合も多くなり、その場合、こちらが留袖を着るのも失礼というか気が引けるので、結局ドレスを選んだりするケースもあります。

いずれにしろ、この留袖は時代とともに必要なくなりつつある着物です。
いち日本人としては悲しいのですが…

そこで、この留袖の美しい絵柄を活かして「日本的なドレス」に変えたのが留袖ドレスです。

ドレスにしておけば着る機会もありますし、何よりも留袖を箪笥にしまったまま永久に使わないのは非常に「もったいない」です。

ちょっときつい言い方をすれば…
「貴重で高価なシルクの素晴らしい絵柄の入った留袖」を箪笥の中で朽ち果てさせるのですか?
と申し上げたいのです。

留袖は近い将来には全てレンタルになり、一般の家庭では見なくなると思います。というか必ずそうなりますよ。

その貴重で、近い将来希少になる留袖を「どう活かす」かを、考えてみては如何でしょうか。

留袖ドレスをご注文いただくお客様は、どの方も同じ理由です。

今回のお客様も、「留袖を持っているけど着る機会もないので、ドレスにしておけばご自身や娘様、お孫様も着られるし…」という理由でご依頼をいただきました。

着物リメイクされるお客様は、
「着ない着物をどうにか活かそう」という日本人の良き心が、
そうさせているのだと、いつも感じます。

そして、その受け皿としてお手伝いさせていただける喜びが、私達にはあるのです。

このエントリーをはてなブックマークに追加

お問い合わせ

お客様オーダー事例紹介

着物が素敵に大変身! リメイク事例更新中!

お客様オーダー事例紹介