玄関框用の敷きマットを初めて制作しました。
2014/11/13
帯を使用して、長さ140㎝×30㎝の框用の敷きマットをお作りしました。
中の構造は、玄関マットとまったく同じ仕様です。
このような、帯での敷物は一見すると、ただ切って縫製しているだけのように見えますが、そんな事はございません。
玄関マットというものは、足で踏まれます。
●踏んだ時にソフトに感じるクッション感。
●踏んで生地同士が滑って転ばないような構造。
など用途に応じての対策をしっかりと考えて作っています。(構造は過去のブログで書いていますので、そちらをご参照ください)
当店の玄関マットを見た方が、よく「あぁ、ランチョンマットを大きくした感じね」と、おっしゃいます。
大きな間違いです。
安易にマネて作ると、それこそ滑って転んでケガをしますよ。
商売は信用・信頼の積み重ねですので、どの商品も決して安易に制作はいたしておりません。
着物リメイクの玄関マットは、当店が初めて世に出しました。
着物や帯を踏むという意味では賛否両論ありましたし、生地が繰り返し踏まれることに耐えうるのか、という懸念もありました。
私達は、ご賛同いただける方がいる限りお作りします。
また着物も消耗品なので踏むことにより摩耗もします(当たり前の原理です)
タンスの中で朽ち果てるのを待つ着物や帯より、有効活用を出来ていると思うのは私だけでしょうか?