着物2枚帯1本からトートバッグ2種類のご注文。
2014/12/13
着物2枚と帯1本からバッグ2種類をご依頼いただきました。
このような場合には、見頃と袖は出来るだけ使用しません。
残布は、大きいほどお客様の為になると思うからです。
写真のバッグも「小紋の衿」「黒紋付の袖1枚」「帯の一部」しか使用していません。
特に襟は幅17㎝しかありませんので苦労します。
バッグを作る際、特にお客様からご要望がない場合には…
A4ファイルが入る大きさにする。
中身が空っぽでも自立するように作る。
かと言って硬い中材は使用しない。(着物の風合いを損ねる為)
という事を守るようにしています。
「しっかりしているが、柔らかく、便利な大きさのバッグ」
に仕上がるように制作しています。
この写真も、中身空っぽで立てて撮影しています。
トートバッグと言えば、バッグの中では比較的「普段使いの簡易バッグ」として扱われていますが…
これは「着物リメイクのトートバッグ」です。
元の着物生地を考えると、普段使いとは言えクオリティーの高いトートバッグに仕上げるべきだと私は思います。