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着物リメイクの仕方【留袖リメイクの玄関マット】

2015/01/03

留袖リメイクの玄関マットは、当店のみの自慢の商品です。
留袖の裾の柄部分を使用します。

サイズは大きいほど見栄えが良く、最大幅170センチまで制作でき、着物を広げた状態そのままの玄関マットは大迫力です。

一見、簡単に制作出来そうなこの玄関マット。
実は、そう簡単ではございません。
この商品には、いろんなノウハウが詰まっているのです。

その一部をご紹介しますと…

着物は、縫い目を隠して見栄えを良くする為に「キセ」をかけて仕上げています。
そして、そのキセ山を割ってよく見ると、実は、柄がズレているものがほとんどです。

着物として着るぶんには、多少(2、3ミリ程度)の柄のズレはさほど気にはならないでしょう。
しかし、何かにリメイクする場合には、柄のズレは非常に目立ちます。

したがって当店では、いったん解いて柄を合わせています。

柄合わせをした後、特殊な滑り止め用の接着芯を裏から張り付けます。
大きい面積を、ヨレやダブリなく接着するには、技術を要しますし、かなりの緊張感をもって作業にあたらないと、失敗してしまいます。

あとの作業としては、

○裏地と中材を接着する。
○表側と裏側を中表でたたく。
○ひっくり返して、まつる。

以上で完成です。
玄関マットの構造は、上から、留袖生地・滑止接着芯・中材・両面接着芯・裏地、となっています。
この構造により生地同士が滑らず、人が踏んだ時に生地同士がずれて滑って転ぶことのない着物リメイク(着物リフォーム)玄関マットが出来上がります。

着物リメイク(着物リフォーム)玄関マットの厚さは約5ミリ程あり、中材にはクッション性の高い素材を使用しており、踏んだ時の感触もソフトになるように仕上げています。

「お客様が来られた際、玄関を入ると一番にこの留袖リメイクの玄関マットが視界に入るわけですから、皆さんびっくりされます」

当店で玄関マットをお仕立てになったお客様の共通したご意見です!

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