着物リメイクの仕方【着なくなった留袖をドレスに】
2015/01/04
留袖は一般的にお祝いの席のための着物です。
しかし、現在ではお祝いの席といっても、身内の結婚式の席で母親や一部の親戚の方が着るくらいです。
そして留袖を着る方もご年配の方が多く、若い方は結婚式でもまず着る事はありません。
このことから、近い将来には「黒留袖」や「色留袖」という着物は着られなくなり、レンタル着物を残して、個人で留袖を持っている方はいなくなると思います。
それだけに、留袖は希少な着物になりつつあります。
その留袖をドレスに仕立て直して、着る機会を増やそうとする方が多くなっています。
留袖の柄は、どれも素晴らしい柄ばかりです。
お祝い席での着物ですので、めでたく美しい、その場にふさわしい絵柄のものばかりです。
その留袖をドレスに変えるのですから、仕立て直したドレスも素晴らしいドレスが出来上がります。
当店いにしえでは、この素晴らしい「留袖ドレス」を少しでも多くの方に着ていただきたいと考えています。
ただ、ドレスの仕立て価格って高いですよね~。
ストレートタイプのドレスならチュニックやワンピースが長くなっただけなのに、仕立て価格が高いのは何故でしょうか?
私にはその理由がわかりません。
当店いにしえは、仕立ての手間や難易度が同じなら、ドレスもチュニックもお仕立て価格は同じであるべきと考えています。
それがお客様に対する誠意ではないでしょうか。