留袖ドレス&ボレロ&ストールの3点セットです。
2015/01/31
販売商品の留袖ドレス3点セット、仕立て上がりました。
ドレス本体はロールカラーの長袖ドレスで、両袖肩口に家紋が入っています。
あと、長袖のボレロとストールが付いての3点セットです。
(詳しくは、オリジナル商品販売ページをご覧ください。)
留袖ドレス本体とボレロの両方を「長袖」で仕立てる、さらにストールも仕立てる場合は、生地の取り方に工夫が必要になります。
お客様の身長や、その留袖の生地量により、生地の取り方が違ってくるからです。
さらに、家紋の位置、ボレロの柄の位置など、ベストの選択をしなくてはなりません。
生地取りの段階で100%、出来ばえが決まります。
したがって、「生地取り」が上手なお店ほどドレス作りがうまい、ということになります。
このことは着物リメイクの一つの特徴で、
着物を解いて「反物幅」で作らなければならない着物リメイクでは、「生地取り」あるいは「柄取り」が非常に重要な作業になるのです。
今回の留袖ドレス3点セットにしても少し頭を捻らなければドレスとボレロの両方を長袖にし、且つ、家紋の位置や柄の位置を適正にすることは出来ません。
長袖と長袖という組み合わせは少ないのですが、少しご年配の方などは出来るだけ肌を露出しないようなデザインを好まれます。
私達は、お客様のどのようなご要望にもお応えすべく日々の研鑽を重ねていますし、また、それに応える為の「妙案」も数多く持っています。
「妙案」とは…
なかなか思いつかない事、です。