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あなたの着物リメイクバッグは「自立」しますか?

写真のバッグは中身からっぽで立てて撮影しています

2015/02/23

「良いモノ」の条件の一つに…

   "しっかりしている"と言う事があると思います。

車であれば…ベンツ
グラスであれば…バカラ
バッグであれば…ヴィトン

これらは、機能やデザインもさることながら、その共通する最も大きな特徴は「丈夫でしっかりしている」ことですよね。

良いモノは"丈夫でしっかりしている"のです。
このことを私は着物リメイクをする上で、意識して仕事をしています。

着物リメイクのバッグで説明したいと思います。

私は持論で

「バッグは中身からっぽでも自立すべき」だと考えています。

例えば…

床やテーブルの上にバッグを置いた時に
ヘナヘナと倒れてしまうバッグよりも
きちんと立っているほうが良いでしょう。

物を入れる時もそのほうが入れやすいし、何より見栄えも良いです。

モノが変形することを「型崩れする」と言います。
単純に、型崩れするバッグと、しないバッグのどちらがいいですか?
という事が、今日のブログのあなたへの問い掛けです。

何故、こんな問い掛けをするのか。
それは、着物リメイクのバッグがあまりに安易に(簡単に)作られているからに他なりません。

表地に接着芯を貼り、中袋を付けて終わり…

私に言わせれば、「とてもプロが手掛けるバッグとは思えない」です。
エコバッグのレベルです。
中材を入れずにバッグを仕立てているところが何と多い事か。

こういったリメイク店が存在することは本当に悲しい現実です。

バッグだけに限りません。
ポーチ・クッション・敷物等も、しかりです。

何故このようなリメイク店が存在しているのでしょうか?
それは、「ライバルが圧倒的に少ない業界だから」、です。

私は着物リメイクで起業する人がどんどん増えていけば良いと考えています。

やはり、モノの完成度はライバル同士で切磋琢磨してこそ高くなるものだと思います。

成熟する過程の業界なので仕方ありませんけど…。
一番厄介なのは、「着物リメイク品とは、この程度のもの」と思われる事です。

これから着物リメイクのバッグをお考えなら、まず「しっかりとしているか?」を確認される事をお薦めします。

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