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シミ汚れで使えない帯でも、形を変えれば蘇えりますよ。

流線型切り替えデザインのトートバッグです。

A4ファイルが入る大きさです

中はファスナーポケット・携帯ポケット付き

中ポケットにもさりげなく柄を配置

2015/04/15

写真の帯のような、いたるところにシミ汚れのある帯でも(お客様には失礼な表現ですが…)、柄部分のみを活かしてトートバッグに仕立てることが可能です。

このような場合には、帯の生地全体にシミ汚れがある為、トートバッグ全体に使用することは出来ません。

当店のバッグでは定番のデザイントートバッグであれば、流線型を活かした外ポケットの部分に帯柄を使用し、他の部分には当店在庫着物生地を使用するということが可能です。

帯の柄は、どちらかと言えば派手なものが多いですので、このように一部分だけに使用するデザインはお客様に好まれています。

また、帯幅は30㎝前後しかありません。
全体に使用出来たとしても、生地を足さないとA4サイズのものが収納できる大きさには出来ません。

そして、生地を継ぎ足して充分なサイズのバッグを作るにしても、その継ぎ足し方は、「スクエア(直線)」で継がないといけませんよね。

取って付けたようで、変ですよね。
お洒落じゃないですし…。

このように、着物・帯リメイクの最大の難点…

   「生地幅が30~35㎝しかない」

という悩みを解決したのが当店のデザイントートバッグです。

その最大の特徴は、「生地を流線型にとっている」点です。

"取って付けた"ようなスクエアな継ぎ方ではなく、流線型に継ぐことで違和感のないデザインとなっています。

バッグ本来の役目である「収納量」という点も同時に解決しています。

真新しい生地で作るのとは違い、着物リメイクならではの制約である反物幅(生地幅が30~35㎝前後しかない)という弱点をどう克服するか、ということが良い着物リメイク作品にする上では最も大切な事だと思います。

生地を流線型に継ぐというのは簡単な縫製技術ではございません。

インターネットでいろんなバッグをご覧になっても、「曲線で継いでいる」バッグは数少ないと思います。

   生地にムダがでる。
   縫製が難しい。

この2つが大きな理由です。

でも、やはり「曲線」は美しいです。

美しく仕上がるのなら、そのデザイン手法は取り入れるべきだと、私達は考えて日々着物リメイクに取り組んでいます。

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