着物リメイクオーダー専門店いにしえ

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着物から生まれた新たなリメイク

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着物リメイク、そのデザインへのこだわり

当店のクッションカバーは斜めデザイン

豪華に見せる周囲の羽根飾り

普通のクッションカバー

普通のクッションカバー

2015/05/05

いわゆる「普通」の物は作りません。
クッションカバーを例にあげて説明しますと……。

クッションカバーという商品は、普通の仕様(デザイン)であれば少しミシンの出来る方であれば簡単に作ることが出来ると思います。

お客様からオーダーを依頼された場合、私達プロがそのような簡単な仕様(デザイン)のクッションカバーを仕立てることに私は疑問を感じています。

下2枚の写真が簡単な仕様(デザイン)のクッションカバーです。
ほとんどのリメイク店では、オーダークッションでこのタイプで仕上げていると思います。

上2枚の写真が当店のクッションカバーです。

二つの違いがあるのがわかりますか?

一つ目は、当店のほうは生地を斜めに取っています。
下のように縦に生地を取ると生地にムダはでませんが、面白味に欠けます。
斜めに取ることで生地にムダがでますが、他にない粋なデザインになると思います。

二つ目は、周囲に飾りつけがあるか、ないか、の違いです。
加えて言うなら、当店のは柄が飾り部分までピッタリ合っているのがわかりますか??

中身のサイズは、どちらも45㎝×45㎝のヌードクッションです。
このように、周囲に一工夫ほどこす事で、ひと際、豪華に見えると思います。

尚、この周囲の羽根飾りを付ける為に、ファスナーの付け位置、及び付け方には非常に苦労しました。(表裏共布で仕立てる場合ですが。)

せっかく高価な着物や帯をリメイク(リフォーム)するのですから、いわゆる「普通」のデザインでは、第一、お客様に対して失礼ですし、その着物にも失礼だと思っています。

当店では、
「この着物でクッションカバーを作る」
ではなく、

「この着物で、どんなクッションカバーを作る?」
と考えるよう心掛けています。

正直お客様は、この違いは説明しないとわかっておられない方が多いです。
お客様は、「着物をクッションカバーにリメイクした」事だけで満足されるものです。

しかし、だからと言って、「ただのクッションカバー」を納品することは、私達には出来ません。

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