着物リメイクの花束(フラワー)を形見分けに。
2015/06/18
本日は、他の着物リメイクのお店ではあまり手掛けられていない 「着物リメイクフラワー(薔薇)」 をご紹介します。
写真でおわかりのように、かなり手の込んだ作りになっています。
花びらは11枚、葉っぱには葉脈までミシン目で再現しています。
元々は高価なお着物や帯ですし、ご注文くださるお客様は、着なくなったご自身の大切なお着物や帯を、別のカタチで一生そばで楽しみたい、というお気持ちで当店にオーダーをくださると思いますので、そのお気持ちを、出来るだけ生花に近いカタチで再現しようと開発した商品です。
この着物リメイクのフラワーは「観賞する品物」ですので、特徴としては、「傷まない」という事が挙げられます。
今まで、傷まないリメイク品と言えば、「タペストリー」や「額装」、あるいは「テディベア」等はありましたが、フラワーはありませんでした。
しかし、このフラワー、リフォームする着物や帯の色柄をまったく選ばず、どんな生地でも仕立てられる点が、今までの観賞用リメイク品とは異なります。
タペストリーや額装はある程度「絵」になる柄でないといけませんし、テディベアも白無地や黒無地では可愛くありません。
この、大きな特徴である「生地や色柄を選ばない」という点は、実は、「形見分け」リメイクにピッタリなのです。
残された着物や帯を何にして形見分けをするのか、お悩みの方は結構いらっしゃいます。
このフラワーであれば、
一枚の着物で何本も仕立てられますし、
フラワーを渡されて喜ばない人はいませんし、
どちらかと言えば、好みも関係ありませんし、
傷むこともありませんし、
いつも故人を近くで感じられる
と、形見分けに最も適した商品だと思います。
このフラワーを開発してからは、形見分けでのお客様によくご利用いただいております。
写真からお解かりのように、一枚一枚とても丁寧に作り上げています。
是非このフラワーを形見分け品にご利用ください。