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毒にも薬にもならない言葉や文章には、価値も魅力もないと思う件

2017/02/11

最近、他のブログやSNSを見ていて必ず感じる事があるんですよ。

  「何が言いたいの?」
  「綺麗ごとやろ」
  「自画自賛?読みたくないわ~」

FacebookのようなSNSでは"交流"という使い方があるのでまだ良いのですが、問題はブログ。

毎日々々延々と、日記的な"短い文章"で、
 「作りました~」「食べました~」「買いました~」「行きました~」

しかも、見解や感想は、
 「難しかった」「美味しかった」「嬉しかった」「綺麗だった」…のみ

ウザい、と感じるのは私だけでしょうか。

「おいおい、この記事を見た人の為に、もっと"思った事や感じた事"を詳しく書けよ」…と思ってしまいます。

まぁ世の中、基本は"自由"なので
好きにしてもらっていいんですが…
ネット社会がどんどん進化していく今
このような記事が「ネットの中のゴミ記事」として
問題になりつつあるのです


さて、愚痴はこのぐらいにして…

商売に接客は付きものですよね。
私は商売には、ある意味二通りの接客があると思っています。

  ① 同じ(既製の)品物を販売する場合。
  ② 創造して何かを形にする場合。

①の場合には、その商品をただひたすら宣伝する手法で良いのではと思います。

私の仕事もそうですが、本日は②の場合の宣伝や接客について書いてみたいと思います。

その中でも、現代ではインターネットを使ってブログやSNSで集客するのが主流だと思いますので、主にその内容に関してのお話しです。
(基本的には、リアル商売でも同じかとは思いますが…)

商売をする第一の目的とは、

  「リピーターを増やしてゆく事」であるはずですよね。

新規客だけでは、いつか行き詰りますので。

ところが、新規客がすべてリピーターになってもらえるかと言うと、それはムリな話ですよね。
(そういう努力は勿論していますが…)
  
残念ですが、いくら努力してもそれは叶いません。

何故でしょうか?

それは、人間は十人十色だからだと思っています。

個人的な話をすると…

私は万人にいい顔が出来る、いわゆる商売人タイプではありません。
どちらかと言えば、職人タイプです。

そんな私が、このようなブログやSNSで弊社の宣伝・集客をしている訳です。

Facebookの自己紹介にも書いていますが、要約すると私はこのようなタイプです。

一、見た目は怖いみたいです。
一、根は優しいのですが、それを表現するのは苦手です。
一、人に合わせた会話のキャッチボールは超苦手です。
一、お人好しなところがあります。
一、大勢派に属する事を嫌います。
一、既成概念は嫌いです。
一、建前論はもっと嫌いです。
一、直感と感性を大切にします。
一、趣味は車旅と魚釣りです。
一、美しい物を作る自信はありますが周りの者に無理難題を強要します。

  ●ただし安心してください。
      普段の接客は女性スタッフがやっていますので…(笑)

要は私自身が不器用なこともあるのですが、
当たりさわりのない、相手に合わせた建前的な会話は苦手でもあり、
本音を言えば、
そんな「毒にも薬にもならない」言葉には価値がない、とさえ思っています。


話を元にもどしますが…

リピーターが増えることは、ファンが増えることです。
ファンが増えることは当店や私とフィーリングが合う人が増えることです。

でも、人間は十人十色です。
合う人もいれば、合わない人もいます。

私は、

結局はお客様の判断なのだから、私(当店)として大切なのは、

  ●着物リメイクの正確な情報を伝える事
  ●建前ではなく本音で接する事

だと思っています。

ところが、ここで一つ大問題が発生する訳ですよね。

リアルでもネットでも、

本音で接するという事は、
  「毒もはくし薬もはく、という事を避けては通れない」


という事です。

でも私は、これで良いと考えています。

何故なら私達の仕事は、相談を受ける事が非常に多い仕事です。
ですので本音で接しないといけません。

建前、いわゆる営業トークでは、ウソをまじえる事につながります。

  変なものは変。
  似合わないものは似合わない。
  出来ないものは出来ない。
  やめといたほうが良い。

これらの本音は、お客様によっては「毒をはかれた」と感じる人もいます。
反対に、「薬になった」と思ってくださる人もいます。

また、SNSやブログの投稿内容にしても同じです。

  ① 当たりさわりの無い内容や言い回し。
  ② 万人にうける綺麗ごと。
  ③ こんなもの作りました、的な日記レベルの内容。
  ④ 作品の自画自賛。(過去に私もありますが)

こんなものに魅力や価値があるでしょうか?
ウザいだけだと思います。

FacebookのようなSNSはともかくとして、ブログは「情報源」であり日記や宣伝の場ではないと考えています。

何故ならば、

不特定多数の人々が何らかのキーワードで検索した結果として当サイトのいずれかのページが表示される

訳ですから、検索した人に報いる内容でなければならないのです。

そういう意味でも上記①~④の内容では、検索者に答えを提供出来ませんよね。

主に以上のことから、特にブログにおいては

「毒にも薬にもならない言葉や文章には魅力も価値もない」

と思うわけです。

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