「作り方を教えて頂けない?」…ハァ?って感じです((+_+))
2015/11/26
この手のお客様が多いのには驚きを隠せません。
主には店頭にいらっしゃるお客様に多いのですが…。
毎月数人(数組)、この手の方々が必ず当店を訪れて来ます。
「リメイク教室はやってないの?」、なら理解できますが…。
そんなニュアンスではありません。
タダで教えてほしい、と顔に書いています。
どういう神経をしていらっしゃるのでしょうか?
わかりやすく言い換えますと…
例えば…
ケーキ屋さんに入って、ケーキは買わずに、
「このケーキの作り方を教えていただけないかしら?」
と言っているのと同じですよね。
信じられません。
呆れてモノが言えません。
もちろん、やんわりとお断りをするのですが…
「自分の言ってる事がわかってますか?あなたは、ケーキ屋さんでケーキを買わずに作り方を教えろ、と言っているのと同じですよ。」
と、ズバリ言ってやりたい気持ちですよ。
なんなんでしょうか、この手の「おばちゃん」が多いのは…
悪気があるの?
悪気はないの?
いずれにせよ、常識をわきまえた人格者でない事は確かですね。
中高生でもわかるレベルの話だと思います。
私達、いや、世の中の商売をしている人々は、何らかの価値の対価としてお客様からお金を頂戴しています。
そこに至るまでには、時間・お金・労力・頭を使い、たいへんな努力をしてきているのです。
素人が簡単に真似出来るものではありません。
だからこそ、お代金を頂戴出来ているのですから。
私はかつてリサイクル関連の商売をしていました。
物を安く仕入れて高く売り、利益を得る…これがリサイクル業です。
ただ、これはやろうと思えば誰でも簡単に出来る商売でした。
案の定、ほどなくして大手あるいは新規参入業者に売上げを奪われて立ち行かなくなりました。
その時の経験から学んだ事が…
●簡単には真似できない付加価値の追求
という事でした。
そして着物リメイク業に転身し、まさにそれを実践してきたわけです。
だから…
最も大切にしてきた「技術」を、
軽い気持ちで「教えて」と口にされると、
ハア、ふざけるな、となるわけです。
もう50才を超えたいい大人がこんな簡単な常識をわからず、ただ私利私欲の為だけに安易にわがままを口にする…。
ご自身の人格を疑われた上に、恥をかいているという意識もあまり無いように見受けられます。
当サイトをご覧の方でお金を出してまでオーダーする気のない方は「近いので一回行ってみよう」とは考えないでください。
当店は予約制ですので入れません。
私達はあくまでもリメイクをお考えの方々のご相談に対してのみ、真摯に真剣にご対応させて頂き最高の着物リメイク品をご提供したいと考えています。