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着物から生まれた新たなリメイク

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当店デザイナーのKYOKOさんが雑誌の取材を受けました

2017/01/10

以下はその全文です。

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大切な着物に新たな命を

KYOKOさんは、着物や帯をお客様のご要望に合わせて洋服やバッグ、小物などにリメイクしています。

「着物を捨てたくない、かと言ってもらってくれる人もいないと嘆いている方、形見分けで頂いたものの扱いに困ってタンスの肥しになっているという声も多く聞きます。
そのような声を聞いて、着物を、お客様が満足できる何か別の形にして残したいという想いでリメイクを始めました。」

まず、着物を実際に見てから、どんなものにリメイクするかをご提案します。
「着物を見ると何を作るか浮かんでくるんです。そして、お話しながらお客様のイメージを膨らませていきます。
せっかくリメイクするなら、気軽に普段使いできるものを作りたいと思っています。」

経験を積むうちに、着物を見れば縮むか縮まないか分かるようになってきたそう。
「リメイク品のコーディネートから扱い方、洗い方、保存方法までアドバイスします。すべてを知ってないと着物は扱えません。」


お客様の笑顔を糧に

小さい頃から縫い物が好きだったKYOKOさん。
学生時代に服飾デザインを勉強し、基本をマスター。中古の着物販売業を経て、現在に至ります。
しかし、着物リメイクは普通の洋裁とは全く違っていたそう。
「着物の扱いは大変難しいです。着物や帯はすべて一点物なので、失敗は許されない。お客様に喜んで頂きたいと心から思える人でないと、この仕事はできないと思っています。」

「先日、娘さんから、亡くなったお母様の着物をお父様のためにリメイクしたいというご依頼がありました。そこで、お仏壇に飾れる「花」にリメイクしてはとご提案しました。実際に飾ってみると、毎日、お仏壇を目にするたびに母を身近に感じられる、と父も喜んでいます、と感謝のお手紙を頂きました。」
KYOKOさんの笑顔がこぼれます。

「妥協せずに作った作品はどれも愛おしくて。これからもお客様の気持ちに寄り添い、着物を蘇らせていきたいです。」

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この雑誌は地元誌でしたので、全国のこのブログ読者様のご参考になればと思い、転載させていただきました。

このKYOKOさんはオーナーの私から見ても、これから手掛けるリメイク品の試行錯誤をする時間がとても長くて、妥協するのが嫌いなのだなぁ、と感心するほどです。

経営者の私としては、もう少しスピーディーにしてほしいのですが、結果としてお客様のためになっているのだ、と思い、そこは目をつむっています。


また今年も一年間、良い作品を作って参ります。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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