留袖ドレス・チュニック・日傘・バッグ(H様、U様)
留袖をリメイクしたドレスです。ドレス本体・ボレロ・ストールのセットで作られました。ドレスやワンピースをフルオーダーで仕立てるメリットは「身体に合わせて微調整が出来る」点にあります。ウエストのくびれ、袖の太さ・長さ、襟の形、腕を上げた時のツッパリ感の削減など、お客様の身体に完璧にフィットした洋服となります。ただし大切な事は、フィットさせ過ぎない事!ほんの若干(本当に少し)の余裕を持たせる仕上げです。
羽織1枚からチュニック&日傘のお揃いでリメイクしました。羽織1枚だと洋服1点しか作れないと思っていませんか?そんな事はありませんよ。洋服・日傘・バッグの3点セットも作れます。着物リメイクの良さは、洋服&ファッション小物を「お揃いで仕立てられる」事です。お出かけの際、他人から注目される事は女性の喜びですよね!
上のチュニックとお揃いの日傘です。絵柄は配置が重要で、このように配置しておけばどこから見られても絵柄が見えやすいと思います。日傘の表側と反対色の着物生地を、裏地に付けても綺麗ですよ。たとえば、写真の日傘に裏地を付けるとすれば、おとなしめの赤系などが良いと思います。
喪服の黒帯からトートバッグ2点をお作りしました。この流線型切り替えデザイントートバッグについては、このホームページの至る所で説明していますが…。簡単に説明すると、当店一番人気のオリジナルデザインのバッグです。生地を曲線で切り替えた特徴あるデザインで大きな外ポケットが付いているA4サイズが入るトートバッグです。喪服の帯で作れば急なお通夜やお葬式にもそのまま持って行けます。もちろん普段使いにも。
写真のトートバッグの中です。表の黒の反対色でおとなしめの色をチョイスしています。もちろん着物生地で。携帯ポケットとファスナーポケットが付いていますが、ファスナーポケット部分は花柄にしてアクセントを付けています。こうした部分は他人からは見えませんが、使用しているご本人の満足感がアップすると思います。「見えない部分こそお洒落に」が本物のオシャレさんかも!
2020/08/28
黒留袖をドレスにリメイクされる方は多いです。
多いからにはそれだけメリットがあるからです。
どんなメリットか、具体的に説明しますね。
●まず黒留袖を着物として着る機会を考えてみましょう。
新郎新婦の母親として
新郎新婦の祖母として
主にはこれだけです。
新郎新婦の身内(叔母・いとこ等)としても着られますが、近年は着る人が少ないようです。
何十万円もする黒留袖ですが、着物としては一生で数回着る程度でしょうか。
●では、黒留袖ドレスを着る機会はどうでしょうか。
もうドレスになっていますので、基本的に自由と言えます。
新郎新婦の母親としては勿論のこと
新郎新婦の祖母として
新郎新婦の身内として
私的なパーティードレスとして
着る機会が格段に増えると思います。
大切な事は、着ること。
たぶんあなたがお持ちの黒留袖は、あなたのご両親が買ったものではないでしょうか?
それを一生に数回、下手をすれば着ず仕舞い、なんて事も有り得ると思います。
だとすれば、もったいないですよねー。
何よりも、ご両親の想いを無駄にしかねません。
黒留袖をドレスにリメイクされる方、
いや、着物をリメイクされる方々のほとんどは、
この「ご両親の想い」をくみ取った方々なのだと感じています。