着物リメイクオーダー専門店いにしえ

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着物から生まれた新たなリメイク

あなたの着物や帯を丁寧に検証し、美しくリメイク→ブログで詳しく説明!

コート・チュニック・バッグ・暖簾など(U様)

黒紋付き(喪服)と大島紬の着物を、それぞれコートにリメイクしました。黒紋付きのコートは普段にも、また冬場のお葬式にも来て行けます。裏地はオレンジの着物生地を付けていて派手ですが、お葬式の場(室内)で着る訳ではありませんので良いのではと思います。大島紬のコートは普段使いにピッタリ。着物生地の中でも比較的汚れや雨水にも強くて、扱いやすいです。裏地も赤の着物生地で、チラ見えの瞬間に人の目を引きます。

喪服の帯をバッグにリメイクしました。中袋の生地(オレンジ生地)も上の喪服のコート(裏地)とコーディネートしていて、お葬式にもお持ちいただけます。マグネットホックを留めれば中袋のオレンジは見えません。喪服の帯にはこのように地模様が入っていますので、バッグにリメイクすれば良いと思います。生地もしっかりしているので机上や床に置いても自立します。このバッグは正面中央に黒紋付の家紋がくるよう配置しています。

絽の着物でチュニックをお作りしました。近年の夏は暑いので、絽の着物をお持ちならお薦めのリメイクです。ネックの形はこちらはスクエアですが、丸首・U首・ボートネック等、お好みの形にリメイクできます。また、この方の場合は元の着物に家紋が入っていましたので、チュニックの胸元中央にその家紋を入れています。チュニックに限らず着物リメイクはゆったりめに作るほうが良いです。着物生地には伸縮性があまりないからです。

黒の絵羽織を暖簾にリメイクしました。着物リメイクで暖簾を作る場合、着物生地の幅は約30㎝(縫い代を除けば)しかありません。なので写真の暖簾は約60数㎝幅となります。半間(約80㎝)の暖簾を作ろうと思えば左右それぞれに10㎝ずつ生地を足す必要があります。生地を足すという事は、そこに縫い目が見える事となりますので、それを良しとせねばなりません。この方の場合はそれを嫌って60数㎝幅としました。

写真一番上の大島紬のコートの余りの生地で、テーブルランナーとランチョンマット4枚を作りました。裏地にも別の着物生地を付けてリバーシブルで使える仕様にしています。写真は便宜上ランナーとセンターを一緒に並べて撮影していますが、通常のテーブルサイズですとどちらか一方を置く形となります。(両方を置くと写真のように窮屈な感じになります)。両方置きたい方はランナーの幅を狭くする必要があります。

2020/09/05

今回ご紹介のものは全て一人のお客様のご注文となります。
写真の他にも日傘・デザイン違いのバッグ・チュニックと、数多くのリメイクをさせていただきました。

着物リメイクでは、このような多点数のご依頼が多いです。
そして年齢層は50代~60代の女性が圧倒的に多いです。

何故なのか考えてみました。

やはり

【嫁入り道具の一つとしてご両親から数枚の着物を授かったものの、着る機会がなく箪笥に仕舞いっぱなしの世代】

の女性が

【ご両親に申し訳ない気持ちがあり、せめて別の形で着物を生かしたい】

という強い想いからリメイクされるのだと感じます。

ご両親も高齢になり、この先あと何年お顔を見られるのか…。
そういった複雑な思いや、
また、ご自身も子育てが終わり生活に余裕が出来た事もあるのでしょうか。

そうした事を人生のどこかのタイミングで振り返って考えた時に、着物リメイクをする事にたどり着く方は多いのかも知れません。

この方の場合も、黒紋付・留袖・小紋(大島紬)・羽織など、まさに嫁入り道具としての着物一式でした。
他にも、「別の小紋・訪問着などがあるんです」とおっしゃってました。

これは50代~60代の女性にとって共通の悩みだと思います。

そしてこれも共通しているのですが、納品させていただいた後には、
「これで心が落ち着きました」
というニュアンスのお声を多くいただきます。

着物リメイクは「心でする」という証なのだと感じます。

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