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着物から生まれた新たなリメイク

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裏地をお揃いにした着物リメイク

黒紋付き・黒帯・小紋を使用して、コート・日傘・バッグ・数珠入れにリメイクしました。数点リメイクする場合には「ゴーデ出来ないか」をまず考えます。今回はメインになるのが黒紋付き、つまり黒色です。黒は変化のない色ですので、オシャレ感を出すには裏地に変化を付ければ良いです。こうした「裏地コーディネート」も控えめなお洒落に感じられて好感度も良いと思います。

当店のバッグは「大きな生地がなくても作れる」のが特徴です。着物リメイクをされる方は一枚の着物から1点ではなく何点か作られる方が多いです。例えば洋服や日傘は多くの生地を必要としますが「あとバッグも作りたい」という方もいます。このバッグなら「生地を切り替えている」ので大きな生地を必要とせず作れます。またデザイン性もアップするように考えた切り替え方なので見た目もオシャレだと思います。

日傘に裏地(他の着物生地)を付けると、見栄えがガラッと変わって美しい日傘に生まれ変わります。この日傘の場合は表が黒紋付きですので、裏には派手過ぎない白地に花柄の着物生地を付けました。表には黒紋付きの家紋が適切な位置に配置されるよう生地取りをしています。家紋を入れる入れないはお好みですが、着物リメイクの日傘だと分かるように家紋を入れたほうが市販のものと区別が出来て良いように思います。

大島紬をリメイクしたショート丈コートです。コートの裏地は常に見える訳ではありません。チラッと見えた時、他人からどう見られるかを考えて選べば良いと思います。そこは人それぞれですが、概ね表地が地味な色合いなら裏は派手に、表地が派手な色合いなら裏は白系やベージュ系を付けると良いのではと思います。お手持ちの着物や羽織りで、仕上がりを想像しながら選ぶのも着物リメイクの楽しみの一つだと思います。

2023/01/28

今回は「裏地を揃えてコーディネートする」を綴ってみました。

コーディネートといえば当然「表地をコーデする」と考えがちですが、私は「裏地を揃える」場合もあると思います。

写真のような黒紋付きや、無地などの着物リメイクでは、表地は1色となりますよね、無地ですので。
そのようなリメイクでは裏地で変化を付ける事を考えても良いと思います。

裏地って見えにくい部分ですが他人からチラッと見えた時、見えた裏地がオシャレであればまさに「目を奪われる」一瞬になるハズです。

これ見よがしの表地コーデより、
控えめで粋な裏地コーデのほうが、
他人から見ても好感が持てる気がします。

あくまでも、お好みではありますけど(笑)

表地でコーデする場合には、これ見よがしにならないよう気を付ける必要もありそうですね!

表地でコーディネートする。
裏地でコーディネートする。
表も裏もコーディネートする。

着物の種類・色柄などを考慮した上で、お好みの一品になるよう仕立てる。
これが出来れば着物リメイクの達人、と言えそうですね!

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