着物リメイクドレスを作る際の【着物選び】について
振袖リメイクパーティードレスの全体像です。ウエストで切り替えてギャザーを入れています。この方はご自身の演奏会で着るドレスとして作られました。
振袖の家紋の位置そのままに、ボレロの後ろ首元に家紋を配置しました。着物の家紋は、格調高きものだと考えています。ドレスや喪服にリメイクする場合は、さりげなく家紋を入れたほうが良いように思います。家紋がある事で着物リメイクで仕立てたものと分かります。
リメイク前の振袖です。白系の地模様生地に花柄が散りばめられた振袖でした。当たり前ですが元の着物のイメージは、リメイク後もそのままのイメージとなります。この場合は「清楚でお品のあるドレス」というイメージかと思います。
2023/03/18
着物リメイクで作るドレスは様々あります。
ご自身の結婚式で着る
結婚式出席のために着る
パーティーや演奏会で着る
お子様の入学・卒業式に着る
そして、リメイクする着物の種類に悩む方も多いです。
ドレスにリメイクする場合は、基本的に「振袖」「訪問着」「色留袖」「黒留袖」を使用します。
ご自身の結婚式や演奏会など、比較的豪華なドレスにしたい場合は「振袖」を使用。
結婚式やパーティー出席など、清楚&お品あるドレスにしたければ「訪問着」「色留袖」を使用。
お子様の入学・卒業式に着るドレスであれば「黒留袖」を使用。
上記を参考にして着物を選べば良いと思います。
つまり、
・ご自身が主役で、豪華・派手系ドレスなら「振袖」。
・ご自身は脇役で、清楚・お品良いドレスなら「訪問着」「色留袖」「黒留袖」
といった具合です。
いずにしてもリメイクする着物の持っているイメージは、そのままドレスに反映されます。
例外はほとんどありません。
ドレスを作る着物選びの参考になさってくださいね!