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着物リメイクの日傘に裏地を付ける時の注意点

2016/10/13

日傘といえば着物リメイクでは人気商品の一つです。

その着物リメイクの日傘に裏地を付けるととても美しい日傘に仕立て上がります。

なので最近では日傘に裏地を付けるお客様も非常に多くなりました。

ですが、この裏地付き日傘…

ある事に注意する必要があるのです。

それは…

 ●裏地の生地には出来るだけ軽い生地を選ぶ

という事です。

これを無視して作ると、後で後悔することになりますよ~。

確かに、日傘の裏地に別の着物や羽織の生地を付けると非常に綺麗で人目をひく日傘になるでしょう。

ところが…

着物に詳しい方であれば解かるのですが、

その着物によって「重さ」が違いますよね。

あれは着物生地に使われている「糸の種類」や「糸のつまり方」の違いなんです。

一般的に重たい着物は高級な糸をぎっしりつめて作ってあります。
なので重たい着物は高級品であることが多いです。

しかし日傘の裏地にこんな生地を付けるとどうでしょうか?

重たくて手が疲れますよね。

これが、日傘に裏地を付ける時に気を付けなければならない注意点です。

日傘に裏地をつける場合は、出来るだけ軽い、別の着物生地を付ける必要があります。


あと、余談ですが、

裏地に着物生地以外の生地、あるいは羽織の裏地(絵柄のあるもの)を使いたい、とのご相談を受けます。

日傘に限らず、着物リメイク品に着物以外の生地をコラボするのは非常にセンスを要しますし、まず合う生地は少ないです。

当店としてはお薦めしません。

それから、絵柄付きの裏地が付いている羽織があります。とても綺麗なのですが、残念ながら日傘の裏地に使用するには生地量が足りません。

以上、本日は、「着物リメイク日傘に裏地を付ける時は出来るだけ軽い生地を付ける」というお話でした。


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