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着物から生まれた新たなリメイク

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「亡くなった母の着物なんです。生地を無駄にしたくありません。」

2018/11/10

「亡くなった母の着物なんです。生地を無駄にしたくありません。」

こういった「声」には、何が何でも応えてあげたいです。

ここで言う「無駄にしたくない」とは、ただ単に「この着物を何かにリメイクしたい」という意味ではありません。

「この着物生地を余すことなく使い切りたい」という意味です。

実は、こうしたお客様は全体の2~3割ほどいらっしゃいます。

着物一枚を何かにリメイク(例えばワンピース)しても、生地は半分以上余ります。

その余った生地は当然、切り刻まれていますよね。
その着物生地が母のものであるなら、あなたはどうしますか?

 そのまま箪笥に仕舞いますか?
 それとも処分しますか?

たぶん、どちらも出来ない(したくない)と思います。

このような理由で、「生地を使い切ったリメイク」をしたいのです。


ところが

こんなお客様にとって大きな問題が2つあります。

① 洋服・バッグ・日傘・インテリア品・小物など、いろんなリメイクを手掛けているお店が割と少ないこと

② 最後は小物で生地を使い切りたいが、同じ物(例えば巾着やポーチ)は2つも3つもいらない

という問題(悩み)ですね。

①はネットで検索しても、そんなに多くはないです。その中から一つのお店を選ぶしかありません。

ちなみに一枚の着物で「洋服はここの店」、「バッグや小物はここの店」という依頼の仕方は避けるべきです。

理由はこちらに詳しく書いています。
小物からドレスまで…全てのアイテムに対応する大切な理由

②は文字通りですよね。
形見分けで小物を配るにしても、今の時代、そんなに渡す人は多くないです。


で、、、ここからが肝なのですが…

洋裁(着物リメイク)というものは、
 「どんなに工夫しても、そこそこのハギレが残布として残る」
のです。

無地の布(着物)なら、端からどんどん使っていけば良いのですが、着物や帯には【柄】がありますよね。

その【柄】を活かした作品を作る必要があります。
そうすると必然的にかなりの生地が残る、という訳です。


で、、、本日のタイトルを思い出してください。

  「母の着物生地を、余すことなくリメイクしたい」

これを叶える為にはハギレで作れる小物を制作する以外に方法はありません。

ならば…

 キーホルダー?
 印鑑ケース?
 ストラップ?

上述したように、こんなの何個もいりませんよね?
今どき、ストラップなんかいらないです。

でも、安心してください。
うちには、(あえて言わせてください…汗)

「母の着物」にピッタリのアイテムがあるんです。

着物リメイクのフラワー(花束)です。

 ハギレで作れます
 お仏壇に供えられます
 枯れることはありません

故人の愛用していた着物や帯で作った「お花」をお仏壇に供える


この商品は、私達の「着物の生地を無駄にしない」という気持ちから生まれました。

と同時に、お客様の「この着物生地を使い切りたい」という強いご要望から生まれた、とも言えます。

前述のキーホルダーや印鑑ケースで生地を使い切る事は出来ますが、数だけ作っても使われなければ、それは悲しい事です。

"故人"の着物や帯のリメイクを考える時には

何が、【使う人にとって】そして【故人にとって】いちばんベストなのか

深く深く考えてみる必要がある、
と私は思うのです

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