着物リメイクブログ > ➡➡➡私達の着物リメイクへの取り組みと考え方
2015/03/30
着物リメイクの工程で非常に難しい作業の一つに「柄合わせ」があります。
これを完璧に行わないと、いくらデザインや縫製が美しくても、その作品は台無しになってしまいます。
写真は、コートのサイドポケットです。
どこにあるか解かりますか?
ポケットの形は丸です。
外付けのポケットです。
しかも斜めに配置しています。
なんとなく、解かると思いますが…
本当に近くで見ないと解からないレベルの縫製技術です。
...
2015/03/16
お送り頂いたお着物を検証した結果、お断りするケースもございます。
下記は、リメイクをお断りしたお客様より頂いたメールです。
…………………………
ハッキリとお伝え頂けるのは大変有り難いことです。
正直言って、すごく、共感します。
実は、あぁこれ無理だろうなぁ、と内心思っておりました。
………中 略………
でも見て頂けて良かったです。
生地の状態を確認せずに言われるのと、きちんと見て頂いて言われるのとでは全然信頼度が違います。
私に及ばない部分が多く、却って心苦しい...
2015/02/06
当店にアクセスされるお客様には(実店舗も含む)大きく分けて二通りのタイプがあります。
1つは、「この着物でコレを作りたい」と、お客様のほうで仕立てるものを決めている場合。
もう1つは、「この着物で何かを作りたいけど、何が出来ますか?」といった、お客様のお考えがなく一から相談される場合です。
当サイトには、洋服から小物まで一応「着物リメイクの定番」的商品は掲載していますが、イレギュラーな商品は掲載しておりません。
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2015/02/01
ランチョンマットは長方形に…
ティッシュボックスカバーはBOXの形に…
クッションカバーは中表の袋縫いで…
バッグは生地を継がずに…
裏地は無難な色に…
などなど…
これらは、おおよそ世の中の既成概念です。
写真でお解かりのように、
当店では、これらを完全に無視してモノづくりをしています。
なぜ?
既成概念とは大勢の人の考え、とも言えます。
なるほど、無難な...
2015/01/07
喪服(黒紋付)+小紋など2枚使用で仕立てたほうが綺麗な場合も多いはず。
「この着物をチュニックにリメイクしてください。」
お客様からのリメイクのご依頼は、ほぼ100%、「1枚の着物から1着の洋服」に仕立て直す場合がほとんどです。
もちろん、お客様もそれなりに検討、セレクトして郵送あるいは持参されるのですが…。
中には、「えっ、全面この生地で仕立てるの?」といった色柄の着物を郵送あるいは持参される方もいます。
あきらかに、「それはやめといたほうが…」というパターンです。
そのよ...