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何にリメイクすればいい?…【黒の留袖】

留袖ドレスは大人気です

玄関マットにすれば、玄関の雰囲気が一変します

のれんも素敵ですよ

紋をどこかに付けましょう

2015/05/12

留袖の特徴は、なんと言っても裾部分の大きな美しい絵柄です。
この大きな絵柄を活かすリメイクということになると、考えられるアイテムは、「ある程度、大きな物」という事になります。

当店では、
「留袖ドレス」「ワンピース」「日傘」「玄関マット」「のれん」
等をお薦めしています。

その中でも、特に留袖ドレスは大人気リメイク商品の一つです。

最近では、少しずつではありますが、結婚式で着物ではなく、留袖ドレスや着物ドレスを着る人が増えています。

着物は時間もお金もかかるので、簡単なドレスのほうが便利だし、またドレスにリメイクしておけば結婚式だけでなくパーティー等にも着られるという理由からだと思います。

さて、留袖リメイクのポイントとしては、

●大きな絵柄をそのまま活かせる物にリメイクしましょう。

●絵柄は解いて、再度、柄合わせをしましょう。
(手を抜いて、絵柄を着物のまま解かずにリメイクしないようにしましょう。着物は被「きせ」を含んで柄合わせしている為、そのままでは柄は結構大きくズレています。)

●絵柄の部分が刺繍であれば、洋服や日傘の場合は裏地を付ける必要があります。

●絵柄に金の縁取り糸があれば、飾り物(タペストリー等)にリメイクするほうが無難です。(金の縁取り糸は必ず取れる為)
金縁取りを取ってリメイクしてもかまいませんが、多少、違和感は残ります。

●縮緬の黒留袖なら、洋服へのリメイク(リフォーム)は避けたほうが無難です。

と言ったところでしょうか。

絵柄によっては、バッグ等にリメイクしても良いと思います。
その際には、余った生地でバッグとのコーディネート品を作ると生地にムダが出にくいでしょう。

ワンポイントアドバイス

その① 「紋」の扱い

留袖には、「紋」が付いています。
リメイクする際には、どこかに「紋」を入れるようお薦めします。
「紋」があると、着物リメイク品であることが一目でわかり注目されますし、また、重厚感といいますか「品格」の感じられる品に生まれ変わりますよ。

その② アイロンがけ

留袖に限らず、黒生地の物(羽織・喪服)は、たぶんですが、高温スチームアイロンは大丈夫だと思います。ただし、おくみなどの端でアイロンテストは実施してください。もちろん裏から当てましょう。

注意点として、留袖の絵の部分に金の箔押し(アイロンプリントみたいなもの)があるなら、その部分をさけてアイロンを当てるしかありません。金箔押しが溶ける為です。

アイロンがけに関しては、こちらをお読みください。
その着物生地はアイロン(高温スチーム)をかけられる?

その他の関連記事はこちら。
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