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着物リメイクの仕方【喪服(黒紋付き)】

ジャケットとワンピースのアンサンブルに

チュニック&パンツです、シルクなので着心地は抜群ですよ。

黒生地を基調に、柄生地をワンポイントで使用

黒無地パンツは1枚あれば普段に大活躍

紋は、着物リメイクの証です

2015/04/02

着物リメイクにおいては、非常に使い勝手の良い着物の一つが「喪服(黒紋付き)」です。
生地が黒縮緬以外であれば、何にでもリメイク可能です。

ただ、生地が黒の無地ですので、そのまま普通に仕立てるのはお薦め出来ません。
喪服リメイクでは、何を作るにしても「ひと工夫」しないと、単なる「黒の品物」や「黒の洋服」になってしまいます。

そうならない為に、当店で喪服をリメイクされるお客様には、

洋服なら
●変化のあるデザインにする。
●お葬式用でなければ、別の生地(黒以外)を追加してデザインする。
●どこかに「紋」をつける。

バッグ・日傘・カバー類なら
●別の生地(黒以外)を追加してデザインする。

というようなアドバイスをさせていただいております。

喪服をリメイクされる際の考え方として、

洋服、バッグの場合は、

●「リメイク後、急なお通夜などにも対応できる様に作るかどうか」ということを考えてリメイクされると良いと思います。
それまで活躍の場がなかった喪服を、せっかくリメイクするのですから、普段にも、急なお通夜にも、兼用で使用できるようなデザインにするのも一つの方法です。

お通夜・お葬式での使用にこだわらないのであれば、
よほど「真っ黒」がお好きな方以外は、喪服の黒生地をメインにしつつも、小紋など色柄の生地もプラスして、シックな中にも華やかさのあるデザインに仕立てては如何でしょう。

当店でも喪服をリメイクされるお客様は非常に多いです。
その理由は、ある程度の年齢を過ぎると"用済み"になるからです。
でも、生地としてはシルクですのでそのまま箪笥にしまっては勿体ないですよね。

黒という色は何にでも合わせられます。
生地はシルクなので着心地はとても良いです。
もう喪服(黒紋付き)を御召しにならないようなら、洋服その他にリメイクされては如何でしょう。


ワンポイントアドバイス

その① 「紋」の扱い

喪服には、「紋」が付いています。
リメイクする際には、どこかに「紋」を入れるようお薦めします。
「紋」があると、着物リメイク品であることが一目でわかり注目されますし、また、重厚感といいますか「品格」の感じられる品に生まれ変わりますよ。

その② アイロンがけ

喪服に限らず、黒生地の物(羽織・留袖)は、たぶんですが、高温スチームアイロンは大丈夫だと思います。ただし、おくみなどの端でアイロンテストは実施してください。もちろん裏から当てましょう。

アイロンがけに関しては、こちらをお読みください。
その着物生地はアイロン(高温スチーム)をかけられる?

その他の関連記事はこちら。
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