リメイクオーダー過去の作品例
2022/07/20
ご両親に買い揃えてもらった留袖や訪問着は。今では本当に着る機会は少ないです。
と言うか、ほぼ着ないと言っても過言ではありませんよね。
このような種類の着物を着るとすれば、身内の結婚式か、友人の結婚式のみだと思います。
その結婚式に出席するための衣装も、今では洋装に変わりつつあります。
結婚式やパーティーで着るドレスを、あなたはどうしますか?
もしお手元に、ご両親が買ってくれた着物があるなら、「この着物を無駄に...
2022/06/18
一枚の着物や羽織で、洋服1点しかリメイク出来ないと思っている方が非常に多いです。
そんな事はありません。
着物の生地を解けば、洋服の1.5~2倍前後あることがわかります。
工夫して生地を取れば、写真のように数点のお揃いで作ることも可能です。
洋服とバッグや日傘のコーディネートにも、いろいろあります。
大きく分けると、「フォーマル」と「カジュアル」ですね。
着物リメイクで洋服と小物をお揃いに仕立てる時のポ...
2022/06/11
着物・羽織の大島アンサンブルをロングコートとハーフコートに、別の着物でチュニックをお仕立てしました。
着物リメイクでコートを作る時のポイントは、「裏地」にあります。
写真のコートの裏地は2点共、別の着物を使用しています。
ワンピースなら白の裏地用生地で良いと思います。
●でも、コートの裏地は他人から見える部分です。
前ボタン全開で羽織ったりしますよね!
そんな時にチラチラ見える裏地が人の目を引きます...
2022/05/26
着物自体は着こなしと言っても、すべて同じ着方ですよね。
それは、「着物は色柄を見せる」ものだからです。
その着物をリメイクするのですから、
・複雑なデザイン
・奇抜なデザイン
の洋服にリメイクするのはお薦めしません。
せっかくの柄が見えなくなりますので。
洋服のセンスいい着こなし方に、
・2色以上は使わない
・柄物と柄物を合わせない
という事が言われますよね。
まさに、このお客様はそれ...
2020/10/09
着物を洋服にリメイクする場合のポイントは、
●正装の着物(黒紋付・留袖・色無地・訪問着)は、フォーマルな洋服に。
●その他の着物(小紋・大島紬・羽織り)は、カジュアルな洋服に。
このように考えればイメージし易いと思います。
もちろん例外的なリメイクもありますが、基本的には着物は正装・普段着(遊び着)にきっちり区分けされています。
正装着物の色柄や織りはそれ相応のものだし、普段の着物のそれもまたそれ相応の色柄を...
2020/10/02
着物リメイクで洋服以外の品物を作るとすれば、大きくわけて2種類あります。
1つは、家の中で使う物、あるいは飾る物。
もう1つは、外出時のファッション小物。
今回の例は、その一部をご紹介しました。
家の中で「使う」ものの代表例は、暖簾やクッションです。
その他、敷物(ランチョンマット)・テーブルセンター・ティッシュBOXカバー・ベッドカバー・座布団カバーなどがあります。
また「飾る」ものとしては、暖簾・タ...
2020/09/25
今回は、洋服&ファッション小物のお揃いコーディネートを中心に掲載してみました。
着物は洋服(上下)に比べ、1.5~2倍の生地量があります。
たとえば着物をワンピースにリメイクしても生地は約半分しか使いません。
この事をあなたはご存知でしたか?
何も考えずに(2点目、3点目のリメイク)ワンピースのみ制作を依頼した場合、生地のど真ん中に型紙を取る確率が高い為(そのほうが作業しやすい)、あとの品物を追加で依頼するのは困難...
2020/09/16
クッションカバー・トートバッグ・エコバッグ等(H様、T様、F様)
今回、クッションカバーをメインに紹介しました。
そしてクッションカバーを例として、ある意図(伝えたい事)がありました。
私達が常々思っているのは「着物リメイクは、その材料となるのは着物や帯という事」です。
巷の洋裁本に載っているような「普通のクッション」では、着物や帯やお客様に申し訳ないという気持ちがあります。
普通のクッションなら三方を中表に縫い、裏返して中に綿を詰めて空き口を閉じれば超簡単に仕上がります。
...
2020/09/05
今回ご紹介のものは全て一人のお客様のご注文となります。
写真の他にも日傘・デザイン違いのバッグ・チュニックと、数多くのリメイクをさせていただきました。
着物リメイクでは、このような多点数のご依頼が多いです。
そして年齢層は50代~60代の女性が圧倒的に多いです。
何故なのか考えてみました。
やはり
【嫁入り道具の一つとしてご両親から数枚の着物を授かったものの、着る機会がなく箪笥に仕舞いっぱなしの世代】
...
2020/08/28
黒留袖をドレスにリメイクされる方は多いです。
多いからにはそれだけメリットがあるからです。
どんなメリットか、具体的に説明しますね。
●まず黒留袖を着物として着る機会を考えてみましょう。
新郎新婦の母親として
新郎新婦の祖母として
主にはこれだけです。
新郎新婦の身内(叔母・いとこ等)としても着られますが、近年は着る人が少ないようです。
何十万円もする黒留袖ですが、着物としては一生で数回着る程度...