リメイクオーダー過去の作品例
2023/01/14
黒紋付きをリメイクする、と言えば洋装の喪服ですよね!
今時、葬儀を始めとする弔辞の場で黒紋付きを着る人は少なくなっています。
着物は着付け、髪結い、トイレなど、着物では面倒な事が多々ありますし、これはもう時代の流れですので仕方ありません。
それでも黒紋付きを着ないといけない立場の方は着る必要がありますけど、それも世代の交代とともに徐々になくなっていくと感じています。
そこで、その着ない黒紋付きを洋装にリメイクす...
2023/01/07
着物リメイクは作り手の経験とセンスが問われるお仕事だとつくづく思います。
あと、生地を無駄にしない心も。
お客様の着物や羽織りは、それこそ千差万別。
同じ物は一つとしてありません。
着物を解き、ただ真ん中に型紙をのせてカットする
このやり方では良い出来にはなりません。
生地の多くが無駄になりますし、何よりも良品に仕上げる為の「考察」が入っていません。
着物は千差万別なので、その着物々々でベストな生...
2022/10/01
今、少しずつですが現代風の死装束として、エンディングドレス(正しくはフューネラルドレス)が広まりつつあります。
この、エンディングドレス。
わざわざ一般の生地で作られた既製品を購入して、ご自身あるいはお身内の最期のご衣裳にしますか?
という疑問が私は前々からありました。
私が着物リメイクの仕事をしているからだとは思いますが…。
「ほとんど来ていない新品同様の着物(生地)があるのに」
「しかも、その着物は...
2022/09/24
一枚の着物は、洋服の1.5倍~2倍の生地量があります。
着物の柄の入り方にもよりますが、一枚の着物で1着の洋服のみ作るとおそらく半分以上、生地が余るはずです。
着物リメイクをされる人は、「もう着ない着物を何とか活かしたい」と考えている人だと思います。
でも半分以上も生地を余したくない、のではないでしょうか。
それは「親から与えてもらった着物」だからなのだと思います。
生地の上に型紙を置いて着る時、
無造...
2022/09/17
もう着ない着物でワンピースを仕立てるは、おすすめの着物リメイクです。
着物といえば、
・生地が良い
・品のある和柄
といった特徴があります。
ちょっとお出かけ用や、フォーマルな場所にはピッタリだと思います。
そして、「洋装だけど和柄」。
これも日本人の文化として残していきたいですね。
もう着ない着物をリメイクする事には、まだまだ賛否あるいは葛藤があります。
だけど一部の着物愛好家を除いて「...
2022/09/10
着物をコートにリメイクするのも人気リメイクの一つです。
その時の「工夫」をご紹介します。
●まずは裏地。
何故、着物をリメイクするのか、と言えば、ほとんどの人は「もう着ないから」ですよね。
では、その着ない着物は一枚ですか?
たぶん、何枚もあるはずですよね。
コートにリメイクするとして、裏地はその着物の裏地をそのまま使用するのですか?
せっかくリメイクするのですからオシャレに作りたいはずですよね。
...
2022/09/03
もう着ない黒紋付を、洋装の喪服にリメイクして活かす。
洋装の喪服にすれば着る機会は増えますので、箪笥に仕舞いっぱなしの黒紋付を有効活用できます。
生地も、市販の洋装喪服より高価なシルク生地です。
それは他人から見れば一目瞭然でわかります。
「黒の質」がまったく違うのです。
簡単に説明すると…
黒にも「濃い」「薄い」があります。
喪服は、黒が濃ければ濃いほど高価な生地を使用しています。
お通夜...
2022/07/20
ご両親に買い揃えてもらった留袖や訪問着は。今では本当に着る機会は少ないです。
と言うか、ほぼ着ないと言っても過言ではありませんよね。
このような種類の着物を着るとすれば、身内の結婚式か、友人の結婚式のみだと思います。
その結婚式に出席するための衣装も、今では洋装に変わりつつあります。
結婚式やパーティーで着るドレスを、あなたはどうしますか?
もしお手元に、ご両親が買ってくれた着物があるなら、「この着物を無駄に...
2022/06/18
一枚の着物や羽織で、洋服1点しかリメイク出来ないと思っている方が非常に多いです。
そんな事はありません。
着物の生地を解けば、洋服の1.5~2倍前後あることがわかります。
工夫して生地を取れば、写真のように数点のお揃いで作ることも可能です。
洋服とバッグや日傘のコーディネートにも、いろいろあります。
大きく分けると、「フォーマル」と「カジュアル」ですね。
着物リメイクで洋服と小物をお揃いに仕立てる時のポ...