着物リメイクブログ
2014/12/05
二部式着物の良いところは、
普段でも手軽に着用できる。
上から帯を締めれば着物としても着用できる。
というところだと思います。
この方も、お正月の朝は二部式で着用しておいて、お客様が来客される前に帯を締めてお着物として迎えられるそうです。
このようにお着物を、「手軽」で「便利」に着たい方には非常にお薦めなのが二部式着物なのです。
下が巻きスカートで、上が甚平スタイルですので、ほとんど作務衣状態と言っても...
2014/12/03
着物リメイクをされるお客様は、1枚のお着物から数点のアイテムをお作りになろうとされる方が多いです。
それはそうでしょう。
元のお着物は数十万円しますし生地はシルクですので、リメイクする際は出来るだけ生地をムダにしないようお考えになります。
同じ柄の洋服は1着あれば良いですが、ご自身以外に「ご姉妹様」「娘様」「お孫様」に何か作りたいと考えられる方が多いようです。
着物にもよりますが、無地・地模様・小柄の総柄であれ...
2014/12/02
全国初、着物リメイク専門店がお仕立てする
着物リメイクの「エンディングドレス(フューネラルドレス)」
関東圏TVホスピタル誌に掲載中です。(各病院内の入院病棟に設置されているTV番組表付きのフリーペーパーです)
●想い出のお着物をドレス(死装束)に変えて、旅立ちのご準備をされる方が増えています。
この「エンディングドレス(フューネラルドレス)」は、すでに大手の葬儀会社でも取り入れられており、そのニーズは多くなってい...
2014/11/27
余談になりますが、昨日の電話でのお問い合わせの中に「エルメスのケリーバッグと同じデザインで帯を使用して作ってほしい」という相談がありました。
答えは勿論「NO」です。
作ることは可能ですが、それは「著作権の侵害」に当たりますので当店ではお受け出来ません。
どこかを少し変えて作れば著作権侵害には当たらないかも知れませが、その場合でもお断りしています。
仮に、似せて作って差し上げたとして…
「このケリーバッグ、帯...
2014/11/22
着物リメイクエンディングドレス(フューネラルドレス)…まとめ
着物リメイクの死装束(エンディングドレス・フューネラルドレス)に関しては、過去の記事で書いていますが、再度、内容をまとめて掲載しておきます。
過去の記事についてはこちらをご覧ください。
着物リメイクのエンディングドレス(フューネラルドレス)
着物リメイク、エンディングドレス(フューネラルドレス)への想い。
死装束(白装束)のいわれとエンディングドレス(フューネラルドレス)
エンディングドレス(フューネ...
2014/11/20
当店いにしえのお薦めコート「ダブル着物コート」のご依頼がパタパタと入ってきました。
その名の通り、2枚の着物を使用して仕立てます。
基本的に、表地はおとなしい大島紬などの紬系のお着物で、裏地には色柄のある小紋を使用します。
ただ、表裏2枚の色の合う着物をお持ちの方は少ないので、1枚は当店の在庫着物からお選びいただいております。
(当店いにしえは、元々リサイクル着物屋でしたので、大量の中古着物を保有しております)...
2014/11/17
当店いにしえオリジナル斜めデザインクッションカバー45㎝角、大人気です!
本日納品分も、斜めデザインクッションカバー45㎝角です。
お母様の想い出の帯を、形見分けとしてご姉妹で斜めデザインクッションカバー45㎝角をご注文いただきました。
私達がよく受けるご相談の一つに「形見分け」があります。
「故人の想い出の着物や帯を、違うカタチで形見分けとして残したい」、というご相談です。
そこでの私達のアドバイスは、
「使うモノより、見るモノ」というご提案をまずさせていただきます。
使う...
2014/11/14
帯リメイクのクッションカバー(45×45㎝)をご紹介します。
2枚の六通帯でクッションカバー(45×45㎝)を4枚お作りして、本日ご納品させていただきました。
当店いにしえのクッションカバーの特徴である、「斜め配置デザイン&周囲の飾り付き」で仕上げました。
クッションカバーをオーダーされるお客様は、ほぼ100%このデザインをお選びになります。
横に並べて比べてみると良くわかるのですが、まっすぐのデザインよりも、生地を斜めに配置したほうが綺麗なことは明らかです。
ではなぜ他...
2014/11/13
帯を使用して、長さ140㎝×30㎝の框用の敷きマットをお作りしました。
中の構造は、玄関マットとまったく同じ仕様です。
このような、帯での敷物は一見すると、ただ切って縫製しているだけのように見えますが、そんな事はございません。
玄関マットというものは、足で踏まれます。
●踏んだ時にソフトに感じるクッション感。
●踏んで生地同士が滑って転ばないような構造。
など用途に応じての対策をしっかりと考えて作ってい...
2014/11/11
死装束(白装束)のいわれとエンディングドレス(フューネラルドレス)
死装束とは、故人に着せる服のことですが、仏式では経帷子(白装束)とされています。
仏教では経帷子(白装束)を着せて、手甲、脚絆、足袋、頭陀袋を身に付けます。
経帷子(白装束)は左前にします(女性は着物と逆)。
経帷子とは本来、巡礼のときにきる衣装で、仏教では、亡くなった人は浄土に向けて巡礼し、最終的には御釈迦様の弟子になるために経帷子(白装束)を身に付けて旅立つようです。
上記が一般的な死装束(白装束)のいわれです。...