着物リメイクブログ
2015/01/18
オーダー玄関マットを納品しました。
大きさは125×75㎝です。
裏地にはお客様所有の紅絹をお付けしました。
「見えない所に気を配る」感じが、訪れるお客様に感動を与える事でしょう。
また、この留袖には作家の落款がありましたので、その落款も入るように配置を考えて制作しています。
この着物リメイクの玄関マットを売り出してから現在まで、「踏めないわ~」という声が正直多いです。
かたや、「素敵です」・「素晴らし...
2015/01/17
形見分けの方法として、着物リメイクが少しずつ注目されつつあります。
この形見分けという風習には、着物リメイクという手段がピッタリ合っていると思います。
話を着物に限定しますが…
着物をそのままで分けるには無理があります。
枚数があれば分ける事は可能でしょうが、分けた後にその着物はどうされるのでしょうか?
だぶん、そのまま、また箪笥の肥しになるに違いありません。
それで、故人様は喜ばれるのでしょうか?
...
2015/01/15
写真は当店所有のリサイクル色打掛です。
今では披露宴で色打掛を着る方は少なくなりました。
ましてやほぼ100%レンタルなので、リサイクルの色打掛が市場に出ることはほとんど無く、希少な品です。
当店の在庫色打掛もこれが全てです。
何と言っても色打掛は「カクテルドレス」にリメイクする以外にないでしょう。
結婚式場でカクテルドレスをレンタルすると、ブランド物以外でも20万円以上すると思います。
着物リメイクで...
2015/01/14
只今、1000枚以上の在庫着物や帯を、撮影しております。
順次ホームページに掲載いたしますが、全部揃うまでにはしばらくかかりますので、ご容赦ください。
この、「リメイク用着物・帯」ですが、単品での販売はしておりません。
あくまでも当店でリメイクオーダーされるお客様専用の商品にしております。
リメイク後の残布をお返ししないかわりに、価格は市場価格の1/3から半額程度に設定しています。
かなりお安いと思います。
...
2015/01/13
エンディングドレス、あるいはフューネラルドレス、また天使服と呼ばれるドレスが今、30代40代の女性を中心に秘かなブームになっています。
最期の時に、お棺の中で着るドレス(死装束)のことです。
葬儀屋さんが用意する死装束(白装束)ではなく、自分らしく最期のセレモニーを着飾りたい、という世の女性の願いをカタチにしたものです。
終活の一つとして、このエンディングドレスのご準備をお考えになる方が多くなっていて、着物リメイ...
2015/01/10
ピンク系、オレンジ系の小紋あるいは訪問着をお持ちの方はけっこう多くいらっしゃると思います。
このような派手な着物は、「ちょっとリメイクは難しいな」と考えるはずです。
そのような事はありませんよ。
何にでもリメイク出来ます。
洋服以外であれば、何の問題もないと思います。
経験上、着物は派手でも、他のモノにリメイクすれば意外と「いける」場合がほとんどです。
なぜかと言うと、面積が関係しているのです。
着物...
2015/01/09
絵羽織の柄にはいろんな柄がありますが、写真のような「絵」になっている柄の場合はその「絵」を活かさない手はありません。
羽織から日傘は1本とれますが、あえて1つ「絵」を残してその絵をバッグに利用しました。
こうした工夫により、一枚の羽織からでもファッション小物でのコーディネート着物リメイクが楽しめます。
着物リメイク(着物リフォーム)に限らず、モノ作りでは作り手のセンスが一番大切な要素だと思っています。
少し...
2015/01/08
大島紬には、落ち着いた色柄が多く、また生地に適度な張りがありツルンとしているなどから、適しているリメイクはずばり「コート」だと思います。
写真は、大島紬をコートにした例ですが、大島紬はこのように少し地味な感じの色柄が多いのが特徴です。
生地が地味な分、写真のように裏地にガラッと変化を付けるのがいいでしょう。
裏地は裏地専用の生地(キュプラ等)を付けないといけない理由はありません。キュプラはサラサラしていて中着との相性...
2015/01/07
喪服(黒紋付)+小紋など2枚使用で仕立てたほうが綺麗な場合も多いはず。
「この着物をチュニックにリメイクしてください。」
お客様からのリメイクのご依頼は、ほぼ100%、「1枚の着物から1着の洋服」に仕立て直す場合がほとんどです。
もちろん、お客様もそれなりに検討、セレクトして郵送あるいは持参されるのですが…。
中には、「えっ、全面この生地で仕立てるの?」といった色柄の着物を郵送あるいは持参される方もいます。
あきらかに、「それはやめといたほうが…」というパターンです。
そのよ...
2015/01/04
留袖は一般的にお祝いの席のための着物です。
しかし、現在ではお祝いの席といっても、身内の結婚式の席で母親や一部の親戚の方が着るくらいです。
そして留袖を着る方もご年配の方が多く、若い方は結婚式でもまず着る事はありません。
このことから、近い将来には「黒留袖」や「色留袖」という着物は着られなくなり、レンタル着物を残して、個人で留袖を持っている方はいなくなると思います。
それだけに、留袖は希少な着物になりつつありま...